新型コロナウィルスの影響などもあり、副業として在宅ワークをはじめる人が増えました。
代表的な在宅ワークの1つであるクラウドソーシングも例外ではありませんが、稼げずに辞めてしまう人も少なくありません。
稼げる人と稼げない人の格差が大きいことは事実です。
しかし、その差は才能や経験によるものばかりではありません。
実は、たった1つのことをするだけで可能性が大きく広がります。
誰もが今すぐにでもできるたった1つの準備をしたかどうかがカギです。
クラウドソーシング初心者はまず履歴書を書こう
初心者がクラウドソーシングで稼ぐためには、「自身を効果的に売り込むこと」がなによりも重要。
売り込む方法はさまざまありますが、わかりやすく身近な方法といえば履歴書でしょう。
とはいえ、本当に履歴書を書くわけではありません。
履歴書と同じように自分のことを紹介、アピールできるものを作ろうという話です。
もちろんしっかりとした紙の履歴書を書いても良いですが、ネット副業をする上で書面の履歴書を提出する機会はまずないでしょう。
どこかのメディアで書くことになったとしてもです。
クラウドソーシングの履歴書は「作品」がおすすめ
学歴、職歴、資格や特技などを淡々と書き連ねた履歴書(のようなもの)を作るのも選択肢のひとつです。
ただ、クラウドソーシングで最も効率良く自分をアピールするなら、自分で作った作品を見せることが何よりもおすすめ。
- 記事
- イラスト
- プログラム(ソースコード)
- アプリ
- Webサイト
- その他
Webライター、プログラマー、デザイナーや編集者など、副業でやりたい仕事の作品を1つ作ってみましょう。
ただし、“その時点であなたが作れる最高レベルの作品”を作ることが大切です。
何も準備せずに作れる作品には意味がありません。
ネットで調べられる範囲で良いので、できる限り満足できる作品を作りましょう。
クラウドソーシング初心者が挫折する理由はプロジェクト契約をしないこと
利用するサービスにもよりますが、クラウドソーシングには大きく3つの仕事タイプがあります。
- プロジェクト
- タスク
- コンペ
この内、安定して大きく稼げる可能性があるものはプロジェクトです。
タスク、コンペも稼げないことはありませんが、この2つだけで満足できる副収入を得るのは簡単ではありません。
たとえば、専業Webライターがタスクだけをやり続けても、月に10万円程度稼ぐのがやっとでしょう。
プロジェクト契約をすると収入が一気に増える
クラウドソーシング初心者は、「自分のような素人は契約したくてもできないだろう」と考えがち。
そもそも契約できないと思っているからタスク作業ばかりを選び、やってもやっても稼げない状況に挫折し、「クラウドソーシングは稼げない!」となってしまうわけです。
クラウドソーシング初心者にとって、プロジェクト契約を結ぶことは最初の関門。
「タスクワーカー」を卒業できるかどうかで稼げる金額が大きく違います。
プロジェクト契約とタスク作業はどのくらい違う?
依頼によりけりなので一概にはいえませんが、プロジェクト契約とタスク作業の違いをわかりやすく表現すると次のような感じです。
せっかくなので、クラウドソーシングの代表的な3つの働き方を比較してみましょう。
プロジェクト契約 | タスク作業 | コンペ | |
---|---|---|---|
金額 | 1,000~1,000,000円 | 100円 | 10,000~100,000円 |
審査 | あり | なし | なし |
継続性 | あり | なし | なし |
収入保証 | あり | なし | なし |
プロジェクト契約
契約に際して審査があることが多く、初心者は敬遠しがち。
人気プロジェクトの倍率は数十倍にもなる可能性がありますが、見事に契約できれば単価も安定した長期収入も見込めます。
案件により単価はまちまちながら、文字単価なら1円以上、プログラム開発100万円などタスク作業より遥かに高単価です。
また、プロジェクト契約はよほどのことがない限り完遂(報酬)できるのも特徴。
修正を繰り返しながらクライアントが納得できるクオリティまで担当できるため、確実にスキルアップできます。
タスク作業
1件あたりの単価が数円~数十円というものも多く、高いものでも5,000円以下。
ごくごく稀に10,000円を超えるタスク作業が出てくることもあります。
タスク作業は「誰でも挑戦できますよ!」と初心者でも気兼ねなく挑戦できるものの、案件は先着順で修正なしの一発勝負がほとんど。
せっかく着手しても不採用ならお金はもらえません。
ただ、親切なクライアントなら不採用理由を教えてもらえたり、修正後に採用してもらえたりもします。
コンペ
希望者がそれぞれ作品を提出し、クライアントによって選ばれた1点または複数点の作品だけが報酬を得られます。
タスク作業と同じく報酬をもらえる保証はありませんが、募集期間内なら誰でも応募可能、特別な制限がない限り1人で何作品も提出可能です。
高いものなら数十万円を超える報酬をもらえるコンペもあります。
初心者でも稼ぎやすいクラウドソーシング
最後に、初心者でも稼ぎやすいクラウドソーシングサイトを2つ紹介します。
エンジニア向け、プログラマ向けなど特化型クラウドソーシングを選ばないのであれば、結局は大手クラウドソーシングサービスがおすすめです。
クラウドワークス(CrowdWorks)
国内のクラウドソーシング利用者は全員登録しているといっても過言ではない知名度に加え、使いやすいサイトデザインも魅力的。
稼いだ報酬は「クイック出金」なら最短2日で振り込まれます。
ランサーズ(Lancers)
クラウドワークスと比べるとプロフェッショナルな雰囲気が強いクラウドソーシングサービスですが、初心者向けの依頼も豊富なので心配はいりません。
初心者歓迎の高単価案件を出すクライアントを狙いやすいのはランサーズでしょう。
自分に合うクラウドソーシングサイトを選ぼう
クラウドワークスやランサーズほどの知名度はなくても、優良なクライアントとサービスを提供しているクラウドソーシングサイトはあります。知名度で劣るため競争率が低く、クラウドソーシング初心者でも割の良い案件を受注できるチャンスです。仕事を受注する側も発注する側も登録するだけならほとんどが無料なので費用の心配は不要。いつ、どこで、どんな仕事に出会えるのかはわからないため、「とりあえず登録だけしておこうか」と軽い気持ちで登録しておけば充分です。
ビズシーク
NINJA WORK
クラウディア
フジ子さん
ポテパン フリーランス
フォーチャリズム
サグーワークス
ココナラ
_ist
システム手数料の安さが特徴のクラウドソーシングサイト。収入が少ないうちはあまり気にならないかもしれませんが、将来的に大きな仕事を受けられるようになったときにシステム手数料が安いとやる気が削がれません。また、_istは発注者向けの特典も充実しています。
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